雪見酒紀行2008
***目次***
1.寝台特急あけぼの号
2.青森の昼飯
3.ナッチャン・レラ
4.大門横町
5.大函フェリー
6.下北交通 佐井線
7.青森の居酒屋
8.阿仁合 高田食堂
9.石川旅館
10.新庄駅前食堂
11.フィナーレ
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1.寝台特急あけぼの号
この冬も恒例の雪見酒紀行に出かけた。夜行列車の中で酒を飲むのは当然だけれど、その前にもうワンクッション欲しく、いや理由などともあれ上野界隈の居酒屋で一杯やってから東京を離れたい。そんなことで1月14日の夕刻6時半に家を出た。 | |||||
発車30分前に駅へ向かい、構内のコンビニエンスストアでカップ酒四つと弁当や歯ブラシ、ミネラルウォーターなどを買い込む。ホームで列車の入線を待つ車掌を見付けて先行検札を済ませた所に頃合い良くあけぼの号が到着する。 | |||||
午前6時半にこの日最初の車内放送が、秋田駅接近を知らせる。気持ち良く目覚めたが、空腹感も強い。秋田駅からは駅弁を携えて車内販売員が乗車するはずだけれど、いつ来るのか判らずに待たされるのは、取り分け見通しがない個室内では落ち着かない。
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アウガを出ると雪が舞ってる。時計を見ると、11時前で、まだ潰さなければならない時間は長く、酒を飲んでしまうと後が辛いだろう。それでも「時分どきになれば混むだろうし.
. . .」など、怪しげな理由を付けて昼飯・昼酒にする。 | |||||
3時近くなって、フェリー・ターミナルへの連絡バス乗り場へ行った。およそ二十人ほどが待っている。これほど徒歩でフェリーを利用する人がいるとも考えられず、訝しく思っていると間もなく、郊外大規模ショッピングセンターのバスが来てほぼ全員を連れ去った。フェリー・ターミナルへ向かったのは私を含めて二人だけだ。
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4.大門横町
ターミナルから函館駅前までの連絡バスは、これまた乗客二名だけだった。確実に赤字路線と思うが、それでも存続しているのが私のような旅人にとっては有り難い。十数分で駅前に着いた。 | |||||